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健康経営についてブログを活用し普及啓発・実践支援に日々努めています。
健康経営の専門家、健康経営エキスパートアドバイザーの渡嘉敷です。
2021年の「健康経営優良企業認定」の申請が今月下旬から開始されます。
今回は中小規模法人の「2021年健康経営優良法人」に関する情報をまとめ解説いたします。
中小規模法人部門
申請:令和2年8月下旬~令和2年11月下旬頃(昨年度から1ヵ月程度延長)
認定:令和3年3月頃
スケジュール
新型コロナウイルスの救済措置
2019年4月1日から申請日の期間で、新型コロナウイルスの影響で、施策が実行出来なかった場合に救済措置が設けられました。詳細は下記へアクセスしてご確認下さい。
新型コロナウイルスの感染対策の評価
中小規模法人部門では、新型コロナウイルス感染症対策を実施した場合。評価項目の「従業員の感染症予防に向けた取り組み」として評価されます。
新たな冠の認定(ブライト500)
健康経営優良法人2021(中小規模法人部門)の中から、「健康経営優良法人の中でも優れた企業」かつ「地域において、健康経営の発信を行っている企業」として優良な上位500法人に対して、新たに「ブライト500」の冠を付加して表彰されます。
※正式名称:健康経営優良法人2021中小規模法人部門(ブライト500)
Brightとは英語で、輝かしい、光の明るさ、明るく鮮やかなと言う意味で、「Top of 500」に相応しい名称だと思います。
【選定方法】
〇「健康経営の評価項目における適合項目数」および、新設する「健康経営の取り組みに関する地域への発信状況」を評価する。
〇健康経営優良法人の中でも優れた企業であることを重視し、選択項目15項目中12項目以上適合していることを条件とする。
※通常の中小企業部門の認定は、必須項目を除き最低6項目以上の認定要件を満たす必要がありましたが、ブライト500は12項目以上の適合を条件とし、12項目以上の適合1項目に対して加点、さらに取組みの発信(ホームページ等)、外部からの発信依頼を受けての発信状況(取材や講演会等)に応じて加点され、合計点上位500法人が認定されます。
【評価ウエイト】
評価ウエイトでは評価項目のウエイトが高いことから、必須項目を除く14項目の施策に取り組み改善した成果を得る事が必要でしょう。
健康経営優良法人2021説明会
新型コロナウイルスの感染対策の観点から動画による説明会を実施するようです。
時期:8月下旬から9月上旬を予定
法人の合併・分割時の対応
健康経営優良法人は法人単位の認定ですが、法人合併・分割等については様々なケースが考えられるため、個別のケースは認定事務局において判断されます。
詳しくは以下へアクセスして確認して下さい。
まとめ
2021年から大規模法人同様に「健康経営優良法人認定」の上位500社を「ブライト500」として表彰されるようになったことは、健康経営に意識の高い企業にとっては嬉しい冠です。積極的に取り組む企業のモチベーションを上げることになるでしょう。
新型コロナウイルスの影響で、施策の実践が思うように進まない企業も少なく無いと思われ救済措置は有難いです。
中小規模法人部門も年々「健康経営」へ参加する企業が増える中、今年は新型コロナの影響で益々「従業員の健康」に関心が深まり、感染対策をきっかけに参加する企業も増えているようです。
コロナ禍で大変な時期ですが、経営者のリーダーシップで「ブライト500」へチャレンジして下さい。