ようやく自粛要請の出口も見えてきて、活動再開の兆しを感じて来ました。
健康経営の専門家、健康経営エキスパートアドバイザーの渡嘉敷です。
中小企業を経営する方から、次のような質問をよく受けます。
・健康経営って儲かるの?
・経営が改善するってホント?
・それはなぜ・・・・?
今回このような質問にお答えします。
このような因果律を経済産業省は企業へ向けアピールしています。
従業員の健康改善⇒就業意欲UP⇒生産性UP
⇒業績UP
確かに因果律は証明されていますが、そこには重要なポイントがあります。
現実は健康経営宣言に参加して、取り組みを実施しても成果につながらない中小企業が殆どではないでしょうか?
理由は大きく分けて戦略と人財活用の2つです。
【戦略について説明】
自社の課題に有効な施策を実践して、モニタリングしながら改善していないからだと考えています。
※大阪モデルと一緒です。
特に課題を抽出する場合、アセスメントが重要です。ここをしっかり調査して戦略立案しないと基礎を整えず建物を建てたようになり、グラグラして最終的に実践した施策は成果を得る事ができません。
簡単に言うと手段が目的になってしまいます。
基本的に健康経営は投資ですから、残念な投資となります。
【人財活用】
大手企業では豊富な人財を活用し、健康経営の専従を中心に取り組むことができますが、中小企業では自社の限られた人財と費用を活用し専従ではなく専任で取り組むことになります。
専従・・・・健康経営に関する業務を専門に行う。
専任・・・・本来業務と兼務しながら健康経営に関する業務を行う。
この差は成果に大きく影響されます。特に専任では時間の管理や責任が曖昧になり繁忙期ではどちらを優先すればいいのか迷います。
では、どうするか?
健康経営診断ができる専門家のサポートをお勧めします。
健康経営は、従業員の定期健診と同じように、企業の健康経営診断が必要です。